オーニングとは収納型の日よけ・雨よけのことで、車の横部分に取り付けて使うものです。キッチンカーに導入すると、お客様を雨や日差しから保護でき、おしゃれな雰囲気も出せるでしょう。
ここではキッチンカーにオーニングを取り付けるメリット、オーニングを自作する方法、取り付け方などを紹介します。
目次
- 開業実績多数!無料キッチンカーセミナー開催中
- オーニングを取り付けているキッチンカー(移動販売車)の事例
- 【事例1】オーニングにのれんを下げた1トンキッチンカー
- 【事例2】オーニングで個性を出しているトラック
- キッチンカー(移動販売車)にオーニングを取り付けるメリット
- 【メリット①】雨や日差しからお客様を保護できる
- 【メリット②】おしゃれな雰囲気を演出できる
- 【メリット③】収納型なので出し入れがしやすい
- キッチンカー(移動販売車)のオーニングを自作する方法3つ
- 1:キャンプ用のタープとカージョイントを使用する
- 2:テント生地とパラシュート用ロープで頑丈に作る
- 3:グレーシートとポールで簡易的に作る
- キッチンカー(移動販売車)のオーニング取り付け方法と注意点
- オーニング開閉用の棒で布を引き出す
- 支柱を車体に取り付けるか、地面に立てて固定する
- 片付け時は慎重に行う
- 必要に応じてキッチンカー(移動販売車)にオーニング取り付けを
- キッチンカーに関する主な記事
- 開業実績多数!無料キッチンカーセミナー開催中
- キッチンカーの開業相談
- キッチンカーの出店場所をお探しの方
開業実績多数!無料キッチンカーセミナー開催中
オーニングを取り付けているキッチンカー(移動販売車)の事例
オーニングとは、車の横部分に付ける、収納型の日よけ・雨よけのこと。サイドオーニングとも呼ばれています。キッチンカーの場合、業者に製作を依頼する際に、設備として付けて貰う他に、ルーフバーが取り付けられる車両であれば、使いたくなった時に導入することが可能です。まずは具体的な取り付け事例を見ながら、取り付けの必要性を見極めましょう。
【事例1】オーニングにのれんを下げた1トンキッチンカー
雨よけや日差しよけとして使用することが多いオーニングですが、のれんを付けると見た目のおしゃれ感もアップします。写真のようにオーニングに取り付けるだけで、開放感があり気軽に買いに行ける雰囲気を出すことが可能です。オーニング自体が雨や日差しも遮るので、お客様がより商品を買い求めやすくなるでしょう。
1トンサイズのキッチンカーは、車内が広く設備を導入しやすいため、どんなメニューでも作れることが魅力。1トンサイズのキッチンカーにオーニングを取り付ければ、さらに便利になり、スムーズに販売ができそう。
【事例2】オーニングで個性を出しているトラック
小型のキッチンカーでも、オーニングを取り付けるメリットは大きいもの。雨でも快適に営業ができ、パラソルをわざわざ取り出すなどの手間もないため、急な天候の変化に対応しなければならない、キッチンカーに向いています。
お店の雰囲気作りも、売上をアップする上で重要なポイントです。シンプルな外観のキッチンカーなら、オーニングもシンプルに、色鮮やかな外観なら、オーニングもカラフルで楽し気なものにするなど、お店のイメージに合ったオーニングを選ぶと、よりおしゃれな雰囲気が演出できそうですね。
キッチンカー(移動販売車)にオーニングを取り付けるメリット
オーニングを取り入れると、雨や日差しの強い日にお客様を保護できるのが、大きなメリット。その他に、おしゃれな雰囲気を演出できる、出し入れがしやすいといったメリットも実感できるでしょう。導入するメリットを事前に踏まえ、オーニングを追加するか検討したいものです。
【メリット①】雨や日差しからお客様を保護できる
雨や日差しからお客様を保護できることが、オーニングを導入する最も大きなメリットです。
キッチンカーは、雨の日に売上が落ちることが多いもの。お客様視点で見ると、雨の日に傘を持ちながら財布を出すのは、服やカバンが濡れる恐れがあり避けたいところです。オーニングを導入すれば、購入時にお客様が雨から守られるようになるため、雨の日でも足を運んで貰いやすくなるでしょう。キッチンカーの装備を充実させることで、売上の増加も見込めます。
【メリット②】おしゃれな雰囲気を演出できる
オーニングの色や柄で、おしゃれな雰囲気を演出できるのもメリットのひとつです。イタリアンを提供するなら、国旗の色である緑・白・赤色のオーニング、和食なら、深みのある紫や抹茶色のオーニングなど、キッチンカーの外観や取り扱いメニューに合わせて、オーニングのデザインを選びたいですね。
他にも、オーニングの支柱にライトを設置する、季節に合わせた飾りでデコレーションするなども、お店の雰囲気作りに役立ちそうです。
【メリット③】収納型なので出し入れがしやすい
日差しを遮るには、オーニングの他にパラソルも使えますが、パラソルは設置するために土台が必要で、設置に手間取ってしまうのが難点です。その点、車に取り付けてあるオーニングであれば、すぐに出し入れできるので、急に雨が降った時や、風が強くなった時に便利。持ち運びに場所も取らないので、キッチンカー内部に他の荷物を入れるためのスペースを確保できるのも、嬉しいポイントです。
キッチンカー(移動販売車)のオーニングを自作する方法3つ
メリットが多く便利なオーニングですが、市販のものは高価な場合もあります。オーニングを自作する方法を知っておけば、導入するハードルが下がるでしょう。オーニングを自作するには、キャンプ用のタープを利用する、好みのテント生地を買って作るなどの方法があります。
1:キャンプ用のタープとカージョイントを使用する
キャンプ用のタープと、タープテント用カージョイントがあれば、簡単にオーニングが自作できます。タープは小さいサイズのものでOK。タープポールでタープの片側を地面に設置し、逆側をカージョイントで車体に取り付けるだけで完成です。キャンプ用のタープを既に持っていれば、安く済むのも魅力です。
2:テント生地とパラシュート用ロープで頑丈に作る
好みのテント生地を購入し、使用したいサイズに切って、ハトメパンチで穴を開ければ自作オーニングになります。ロープにパラシュート用のロープを使えば、多少の風にも耐えられるように仕上がるでしょう。支柱は、キャンプ用のタープポールが便利。自分好みの色・柄で、オーニングを自作できるのが魅力です。
3:グレーシートとポールで簡易的に作る
とりあえず一時的に使いたい場合など、簡易的なもので良いなら、グレーのブルーシートと、ガーデニング用のポールでもオーニングが作れます。ただし強度に欠けるので、あくまで一時使用にとどめ、使用時は風や劣化に注意すると良いでしょう。
キッチンカー(移動販売車)のオーニング取り付け方法と注意点
オーニングは開閉用の棒を回して出し入れしますが、慎重に開閉しないと、劣化や破損の原因となってしまうことがあります。オーニングを取り付ける方法と、注意点を覚えておけば、トラブルを避けられるでしょう。
オーニング開閉用の棒で布を引き出す
車体にオーニングを取り付ける際は、開閉用の棒をオーニングの端に差し込んで回し、布部分を引き出します。布が切れたり、取り付け部分が外れたりしないよう、出し過ぎに注意を。1~2巻分の余裕を残して、引き出すと良いでしょう。
支柱を車体に取り付けるか、地面に立てて固定する
オーニングを引き出したら、次に収納されていた支柱を取り出して、車体に付いている支柱固定用の金具に取り付けるか、地面に立てて固定します。風などで吹き飛ばされて、お客様に当たることがないよう、しっかり固定しましょう。
片付け時は慎重に行う
オーニングを片付ける際は、開閉用の棒を、出す時と逆の方向に回します。確認しながら少しずつ、布部分をすべて収納するまで回しましょう。収納型のオーニングは、繰り返し使用することで劣化していきます。無理矢理に閉めると閉まりにくくなったり、破損したりする恐れもあるので、注意が必要です。
必要に応じてキッチンカー(移動販売車)にオーニング取り付けを
オーニングは、キッチンカーの車体に取り付けることで雨や日差しを遮り、おしゃれな雰囲気が出せるなどのメリットがあります。オーニングのメリットや取り付け方を理解し、キッチンカーに導入してみてはいかがでしょうか。
キッチンカーの装備に関して悩んでいるなら、1度Mellowへ相談してみるのもおすすめです。
Mellowでは開業に関する具体的なご相談から、まだ検討段階だけどいろいろ聞いてみたいという方に向けた無料セミナーを対面とオンラインで開催しています。開業を具体的に検討されている方にも、まだ情報収集段階という方にもオススメです。ぜひあなたも参加してみませんか?