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おにぎりのキッチンカーを開業する方法!儲かるかの検証や成功のポイント、食中毒対策を紹介!

おにぎりのキッチンカーを開業する方法!儲かるかの検証や成功のポイント、食中毒対策を紹介!

カテゴリ
メニューを考えよう
更新日
February 4, 2026
  • おにぎりのキッチンカーを開業したいけど、どんなメリットとデメリットがあるの?
  • 何に気をつければおにぎりのキッチンカーを成功させられるの?

そんなお悩みや疑問はありませんか?

キッチンカーでおにぎりを販売するには、次のポイントが重要です。

  • キッチンカーでおにぎりを販売するメリットとデメリット
  • おにぎりのキッチンカーを成功させるコツ
  • 初期費用や収益シミュレーション

本記事では、これらの項目について詳しく解説します。

‣
目次

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  • 開業までの流れ・方法を解説!
  • 営業場所・車両のノウハウを紹介!
  • 開業の注意点やよくある失敗談も!

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キッチンカーでおにぎりを売るメリット7選

様々なおにぎり

キッチンカーでおにぎり専門店を開業するメリットを紹介します。

メニューバリエーションが豊富

おにぎりの具材だけでも、梅、こんぶ、鮭など定番のおにぎりから、チーズやマヨネーズと組み合わせた、チーズおかか、シーチキンマヨなど様々な具材が無限と考案できるのも魅力です。また、お米のブランドにこだわったり炊き込みご飯をにぎったりとお米自体の味を変えることもできます。具材の豊富さを活かして日替わり週替わりで具材を変えて販売することも容易にできるでしょう。

必要な設備が少ない

メインの食材はお米。調理工程は至ってシンプルです。お米を炊いて用意した具材を入れて握るだけです。グリルやオーブン、フライヤーなどの専門的な大型の器材は必要しません。もちろん具材の調理には必要ですが具材を大量に用意するわけではないので開業時には設備投資は抑えられるでしょう。

また、キッチンカー内の設備はもっとシンプルになります。お米を保温しておく器材と具材を保管しておく器材です。具材次第では火器を使わなくての営業ができる数少ない商材です。また、おにぎり専用器具を使用する場合もありますが機械式ではなく道具なのでそれほど場所も取らずに済むでしょう。

販売時間が偏らない

おにぎりは、一個あたりサイズにもよりますが、一個あたりが小さい為、昼食として2個、おやつがわりに1個、夜食に1個と様々の時間帯でニーズがあります。また、おにぎりと副菜などを組み合わせることにより、栄養バランスなども考えた食事にもなります。

販売スピードが早い

販売方法にもよりますが、比較的販売スピードの早い商材です。日本人は、おにぎりは温かく出来立てでなければならいと考えていません。おにぎり文化では持ち運びに優れたお弁当形態でありある程度冷めても美味しく食べられる料理になっています。この性質を活かして事前に準備して陳列しておくことが可能で注文からの調理の工程が短縮することができます。

一方で出来立て、握り立てをコンセプトする場合には工夫が必要になってきます。おにぎりは、お客様が購入後いつ食べるか?に注意が必要です。冷めていても食べられる為、消費されるまでの時間をしっかりと明示したりして食中毒の事故などを回避していく必要があります。

調理スキルが不要

キッチンカーでおにぎりを販売するメリットの一つは、特別な調理スキルが不要であることです。おにぎりはシンプルな料理であり、基本的にはご飯を握って具材を包むだけです。これにより、調理経験が少ない方でもすぐに営業を始めることができます。特に、家庭でおにぎりを作り慣れている方にとっては、そのままの延長で営業が可能です。

さらに、新しいスタッフを雇う際のハードルも低くなります。おにぎりの作り方は簡単であり、短時間で習得可能です。これにより、スタッフのトレーニング時間やコストを大幅に削減できます。また、シンプルな工程のため、品質のばらつきが少なく、一定のクオリティを保ちやすいという利点もあります。

様々な場面で出店できる

キッチンカーでおにぎりを販売するメリットは、様々な場面で出店できることです。おにぎりはシンプルで食べやすく、幅広いイベントや場所での販売に適しています。地域の祭りやフェスティバル、スポーツイベント、学校行事、オフィス街のランチタイムなど、多様なシチュエーションでの販売が可能です。

おにぎりは子供から大人まで幅広い年齢層に親しまれ、ファミリー層が多い場所や健康志向の高いエリアでも需要があります。具材や味付けを工夫することで、地域の特産品や季節の食材を取り入れたオリジナルメニューも提供可能です。

仕込みがキッチンカーで行える

キッチンカーでおにぎりを販売する大きなメリットは、仕込みをキッチンカー内で行えることです。現在の食品衛生法では、適切な設備が整った車両であれば、別の仕込み場所が不要となることがあります。特に、調理がシンプルなおにぎりの場合、車内での仕込みが容易です。

車内で仕込みができると、固定費を大幅に削減でき、初期費用も抑えることが可能です。賃貸料や設備投資の節約、移動時間の短縮などが実現できます。

ただし、仕込みを車内で行うには、自治体の規定を確認することが重要です。地域によっては、保健所の規定に従って特定の設備が必要になる場合があります。開業前に管轄の保健所に相談し、必要な条件を満たしているか確認しましょう。

キッチンカーでおにぎりを売るデメリット4選

キッチンカーでおにぎりを販売する場合のデメリットを4つ紹介します。また開業にあたっての考慮すべき点も一緒に紹介していきます。

1個あたりの商品単価が低い

一般的なお客様のおにぎりの価格のイメージがコンビニなどで売られている価格が基準になってしまっている為、おにぎり1個の単価はそれほど高く設定することは難しいです。よって商品単価を上げる為には自社のおにぎりの特徴やこだわりなどをアピールする必要があります。または、1個での購入ではなく2個以上のセット販売をメイン商品として表現することも大事になります。ランチタイム以外では個別販売は承るが昼食や夕食など食事のニーズに対してはセット販売のみを行うと良いでしょう。

競合が増える可能性が高い

おにぎりの調理工程は単純な為、商品として取り扱おうと検討する方は多くなってきます。一方で具材などでバリエーションを増やし差別化を図ったとしても、競合も同様の戦略で具材の種類を増やしていくと考えられます。提供しやすく、種類も豊富なメニューは、多くの方が検討するのは必然です。

ライン製造との商品が競合になる

出来立てで無くてもよいおにぎりはコンビニやスーパーなどで販売されているおにぎりとも競合になってしまいます。手軽さなど考えるとコンビニおにぎりに勝ちようがありません。自社の商品クオリティやコンビニよりも出来立て感、セミオーダーでのおにぎりなどライン製造では対応できない対面販売での対応力や注文スタイルを確立していくのも一つの競合との差別化になるでしょ。

調理工程で両手が使う

調理工程においておにぎりを握る場合には、両掌で握らなければならず、その際には調理手袋を着用する必要があります。一旦、握る行為に入ると途中で調理以外のお会計作業などが発生した場合に手袋を外す煩わしい工程が発生してしまいます。現金を触れない会計方法としてキャッシュレス決済や食券機なども検討すると良いかもしれません。

おにぎりのキッチンカーの初期費用は560万円!計算方法を解説

おにぎり専門のキッチンカーを開業する際には、主に2つの種類の資金を準備する必要があります。まず一つ目は、「設備購入費」です。これには、キッチンカーの車両や調理器具、看板、のぼり、さらに営業許可を取得するための費用が含まれます。軽トラックサイズのキッチンカーを想定すると、これらの設備にかかる総費用は約338万円となります。

次に、開業直後に必要となる「運営費用」です。この項目には、店舗運営にかかる食材の仕入れ費用、出店料、交通費、さらには運営者自身の生活費が含まれます。特に開業初期は、売上や利益が安定しないことが多いため、金銭的な不安を解消し、事業に集中するためには、少なくとも3カ月分にあたる222万円を用意しておくことが重要です。

以上の「設備購入費」と「運営費用」を合計すると、おにぎりのキッチンカーを開業するために必要な初期費用は560万円になります。

おにぎりキッチンカーの年収は400~700万円!儲かるのか検証

おにぎりを商品にキッチンカーで開業した時の1年間の売上・年商シミュレーションをしてみます。

平均客単価
700円(平日20日間、ランチ需要など)500円(土日祝2日間/月、イベント需要など)
年間営業日数
240日(平日)24日(土日祝)
客数
70人(平日)100人(土日祝)
平均原価
200円(平日、原価率28.5%)120円(土日祝、原価率24.0%)
出店料
売上金額の15%(平日)売上金額の20%(土日祝)
その他雑費
売上金額の10%

※ 仕込み・販売などを自身で行う場合以上の簡易な条件を設定した場合、年間売上12,960,000円、出店料2,004,000円、原価3,639,600円、経費を差し引いた年収(利益)は7,316,400円になります。あくまでもシニュレーションですが1200万円の年商、概算利益で730万円となりました。この他に各自違いの大きい仕込場所の家賃や光熱費などの経費がありますが、年収として400万〜700万となりました。

おにぎりキッチンカーの開業方法|オリジナルかフランチャイズか

おにぎりのキッチンカーを開業するには、大きく分けて「①自分だけのオリジナルブランドで始める方法」と「②既存のフランチャイズに加盟する方法」の2つの道があります。

それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが正解ということはありません。ご自身の経験や資金、そして「どんなお店を作りたいか」というビジョンに合わせて、最適な方法を選ぶことが成功への第一歩です。

① こだわりを追求!オリジナルブランドで開業する

ゼロから自分だけのブランドを立ち上げて、キッチンカーを運営する方法です。メニューからお店のデザインまで、すべてを自分の理想通りに作り上げることができます。

メリット

  • 圧倒的な自由度の高さ お米や塩、具材の産地といった素材選びから、独創的な創作おにぎりの開発、キッチンカーの内外装デザイン、価格設定、出店戦略まで、すべてを自由に決められます。「自分の城」として、こだわりを100%形にできるのが最大の魅力です。
  • 高い利益率 フランチャイズ本部に支払うロイヤリティ(売上の一部を納める権利金)がないため、売上が直接自分の利益になりやすいです。成功すれば、大きなリターンが期待できます。

デメリット

  • すべての準備が自己責任 車両の選定・製作、メニュー開発、食材の仕入れ先開拓、保健所の許可申請、出店場所の交渉、SNSでの集客活動など、開業に関わる膨大な作業をすべて自分一人でこなす必要があります。相応の時間と労力がかかります。
  • ゼロからの知名度構築 ブランド力がない状態からのスタートとなるため、開業当初は集客に苦労する可能性があります。美味しさはもちろん、お客様の目を引く工夫や、地道な営業努力が不可欠です。

② 未経験でも安心!フランチャイズに加盟して開業する

すでに実績のあるおにぎり専門店のブランド名を借りて、その一員としてキッチンカーを運営する方法です。確立されたノウハウのもとで事業を始められます。

メリット

  • 充実した開業サポート 調理方法や接客、経営ノウハウに関する研修制度が整っている場合が多く、飲食業が未経験でも安心してスタートできます。キッチンカー車両も本部がパッケージとして用意してくれることが多く、開業までの手間を大幅に削減できます。
  • ブランド力の活用 すでにお客様に認知されているブランド名と看板を背負って営業できるため、開業初日から一定の集客が見込めます。これは個人店にはない大きなアドバンテージです。
  • 経営への集中 メニュー開発や仕入れ先開拓といった手間が省けるため、日々の調理やお客様への接客といった「現場の仕事」に集中しやすい環境です。

デメリット

  • 加盟金・ロイヤリティの発生 開業時に加盟金を支払う必要があり、さらに毎月の売上の中から一定の割合でロイヤリティを本部に納めなくてはなりません。その分、利益率はオリジナルブランドに比べて低くなります。
  • 運営の制約 メニューのラインナップや価格、車両のデザイン、使用する食材まで、本部によって細かくルールが定められています。オリジナリティを出すことは難しく、「自分の店」という感覚は薄れるかもしれません。

初心者にはどっちがおすすめ?

どちらの方法が向いているかは、あなたの経験と目標によって異なります。

  • フランチャイズが向いている人 「飲食業の経験が全くない」「経営の知識に不安がある」「失敗のリスクをできるだけ減らしたい」「手厚いサポートのもとで早く開業したい」という方には、フランチャイズがおすすめです。経営の基礎を学びながら、手堅くスタートを切ることができます。
  • オリジナルブランドが向いている人 「飲食店での勤務経験がある」「お米や具材に強いこだわりがあり、自分でメニューを開発したい」「マニュアルに縛られず自由に自分のペースでやりたい」という方には、オリジナルブランドが向いています。準備は大変ですが、その分大きなやりがいと利益を得られる可能性があります。

おにぎりのキッチンカーで儲けるためのコツは?

おにぎらず

キッチンカーでおにぎり専門店を成功させる為のコツをおにぎりの可能性を引き出す視点や提供オペレーションなどを踏まえて紹介します。

おにぎりのコンセプトを定め差別化

おにぎり専門店としてのコンセプトを明確にして商品開発をしていきましょう。おにぎりはコンビニ・スーパーなど固定店舗の競合も多く、商品単体での差別化は難しい部分があります。よって、自身が作るおにぎりのコンセプト決めておくことにより商品がブレずに専門店としての差別化にもなってきます。安価路線、高級路線、付加価値路線、限定路線など開発していく方向性を決めるのは重要です。

商品の組み合わせやサイドメニューの考案

おにぎりの一個単位での販売は、かなりのスピード感で注文、調理、会計、受け渡しを行えないと効率的に売上を確保することは難しいです。よってお客様一人たりの購入個数を2個、3個とセットで販売できるようにメニュー設定すると良いでしょう。

また、具材の種類も豊富に揃えることができるからと言ってあまりに多くの種類を提供可能にするとお客様が迷ってしまったり、まったく選ばれない具材がロスになったりしますのでしっかりと具材の種類毎の販売成績なども見て具材の仕込み数なども検討する必要があります。

また、おにぎりとは別にサイドメニューを考案するのも良いでしょう。おにぎりに会う定番の唐揚げや卵焼きはもちろんですが定番でなくてもよいです。おにぎりとサイドメニューのセットで満腹感を得られるのであればおにぎり1個でも問題ないと思います。

具体的なアレンジおにぎりで差別化する

定番の塩や梅、鮭といったおにぎりはもちろん根強い人気がありますが、お客様の目を引き、リピーターになってもらうためには「あのお店ならでは」の魅力が必要です。特にキッチンカーでは、見た目のインパクトや食べ歩きやすさも重要な要素となります。

ここでは、SNS映えも狙える具体的なアレンジメニューのアイデアを、その特徴やメリットと共に紹介します。

断面が美しい!「おにぎらず」

(イメージ写真:色とりどりの具材が詰まったおにぎらず)

特徴 ご飯で具材を挟むサンドイッチのようなスタイルのおにぎりです。握らないため、ご飯がふっくらとした食感に仕上がります。

メリット 最大の魅力は、カットした際の「萌え断(もえだん)」、つまり美しい断面です。照り焼きチキンや卵焼き、色鮮やかな野菜などを組み合わせることで、思わず写真に撮りたくなるようなビジュアルになります。見た目の華やかさはSNSでの拡散に直結し、強力な宣伝効果が期待できます。様々な具材を組み合わせやすく、オリジナリティを出しやすいのも強みです。

食べ応え抜群!「ライスバーガー」

(イメージ写真:香ばしく焼かれたライスバーガー)

特徴 パンの代わりに、醤油などで香ばしく焼き固めた円盤状のご飯(ライスバンズ)で、きんぴらやかき揚げ、焼肉などの具材を挟んだメニューです。

メリット 通常のおにぎりよりも「しっかりとした食事」という満足感があり、高い客単価を設定しやすいのがメリットです。注文を受けてから鉄板でライスバンズを焼けば、その音と香ばしい匂いがお客様の食欲を強く刺激し、最高の呼び込みになります。ランチ需要の高いオフィス街などで特に人気を集めるメニューです。

老若男女に大人気!「肉巻きおにぎり」

(イメージ写真:甘辛いタレが絡んだ肉巻きおにぎり)

特徴 俵型に握ったご飯に、甘辛いタレを絡めた豚バラ肉などの薄切り肉を巻き付け、香ばしく焼き上げたおにぎりです。

メリット お肉のボリュームと甘辛い味付けは、子どもから大人まで、性別を問わず幅広い層に愛されます。見た目のインパクトと食欲をそそる照りがあり、キッチンカーのカウンターに並んでいるだけで強いアイキャッチになります。一つでも満足感が高く、イベント会場などでの食べ歩きメニューとしても最適です。

トレンド感満載!「チュモッパ(韓国風おにぎり)」

(イメージ写真:カップに入ったカラフルなチュモッパ)

特徴 ご飯に韓国のりやとびこ、たくあん、ごま油などを混ぜ込み、一口サイズに丸めた韓国風のおにぎりです。

メリット 人気の韓国グルメというトレンド性があり、特に若者層への強いアピールが期待できます。様々な具材を混ぜ込むため見た目がカラフルで可愛らしく、カップに入れて提供すれば、食べやすくSNS映えも抜群です。調理工程が「混ぜて丸める」だけなので、仕込んでおけば提供スピードを上げることができ、行列が予想されるイベントなどでも効率的に販売できます。

おにぎりを映えさせる

おにぎりは料理として小さい見た目をしています。小さい料理は様々のデコレーションがしやすく見た目を一変させることが可能です。ケーキやドーナツなどの様に、同じジャンルの味でも見た目にも美味しくすることが出来るおにぎりの可能性を引き出す工夫は必要です。味で差別化はもちろん見た目での差別化は近年の料理では大変重要な要素になっています。お客様が誰かに自慢したくなるおにぎりを開発できると良いでしょう。

限定具材と定番具材の開発

おにぎりの具材になる食材は豊富です。一方でお客様になぜその具材なのか?を伝えることも購入頂くきっかけになります。その点、おにぎりは日本で親しまれている料理なので定番具材であっても、具材の製造元のこだわりやコンセプトがあっりするだけでおにぎりの商品力がアップします。また、日本食でもあるおにぎりは旬を取り入れた具材のラインナップ可能です。四季折々のおにぎりを開発していくことでお客様に次への期待もさせることが可能になります。

おにぎりキッチンカー開業の手順

キッチンカー(移動販売)で開業するまでの流れ

おにぎりキッチンカー|旨めた屋

キッチンカーの開業をするための流れは一般的には下記のようになっています。

step1.情報収集 step2.目的の整理 step3.営業場所の検討 step4.車両・仕込み場所の検討 step5.保健所での営業許可の取得 step6.開業

それぞれについて詳しく解説していきます。

step1.情報収集 開業や起業をする場合、必要な費用を把握しておくことが大切です。メニューや食材費、設定金額から、利益を出すために必要な1日の販売数などを調べておきましょう。キッチンカーの場合は、キッチンカーの内装・外装、仕込み場所の設備費、出店場所、駐車場代、ガゾリン代なども必要になります。その際、光熱費などの変動費も計算しておくのを忘れないようにしてください。また、出店しようと考えている地域で人気のキッチンカーについても調査しておくとメニュー開発の際にも参考になるのでおすすめです。

step2.目的の整理 沢山あるキッチンカーの中で差別化を図るには、独自のこだわりを掲げることが必要になります。少々難しいですが「なぜキッチンカーを始めようと思ったのか」などを振り返り、目的を整理しましょう。目的が定まることで、お店のコンセプトやジャンル・メニューを考えやすくなります。また、周辺の飲食店などとの差別化ができる、独自性のあるキッチンカー作りにも繋がります。

step3.営業場所の検討 営業場所やイベントなどをある程度把握しておくと、開業後にスムーズに移動販売を進めることができます。キッチンカーの出店場所として、オフィス街や商業施設などのデッドスペースの有効活用として貸し出す場合も多いです。必ず車両を購入する前に営業場所の目処を立てましょう。車両購入後に営業場所が確保できずに苦労する方は非常に多いので気をつけましょう。

step4.車両・仕込み場所の検討 車両の確保の方法には、購入・レンタル・リースなどの方法があります。支払い方法も割賦や一括など多岐に渡るため開業後のキャッシュフローなども鑑みて検討しましょう。また、「切る」「混ぜる」など、食中毒を発生させる菌が付着・繁殖する可能性のある行為は、衛生管理の徹底した場所でおこなう必要があります。仕込み場所は保健所の営業許可を受けた施設でなければなりません。ランチメニューのような仕込みが必要なメニューを扱う場合は、キッチンカーの他に仕込み場所を確保する必要があります。ただし、特定の条件を満たせば仕込み場所なしでも営業許可取得が可能です(以下参照)

step5.保健所での営業許可の取得 飲食店やキッチンカー、仕込み場所など、食品を扱う場合には保健所の営業許可が必要です。営業許可は扱う商材によって異なります。ランチメニューを扱うキッチンカーなら、飲食店営業許可を取得しておくと良いでしょう。また、各保健所によって申請時に注意される内容が異なるため、あらかじめ実際に営業を考えている地域の保健所に確認をとっておきましょう。

step6.開業 いよいよ開業です。開業前からSNSなども活用してうまくPRしていく方法も主流となっています。SNSをうまく活用すれば、新規顧客の獲得だけでなく既存顧客のリピーターにもつなげることができるためぜひ試してみてください。

キッチンカー(移動販売)の開業に必要な資格

キッチンカーを開業するためには、保健所の許可だけでなく、食品衛生責任者者の資格が必要になります。食品を扱うキッチンカーには、食品衛生責任者を必ず1名以上配置しなければなりません。食品衛生責任者は、各都道府県の食品衛生協会が開催している「食品衛生責任者養成講座」を受講することで取得できます。ただし、栄養士や調理師などの免許を取得している人は受講が免除されます。修了証には有効期限がないので、更新の必要はありませんが、数年に1度の実務講習会の受講が義務付けられている場合があります。開催回数や定員数が決まっているので、確認しておきましょう。

詳しい開業の手順や資格については、以下の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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キッチンカー(移動販売)を開業するには?流れと資金調達について解説

営業に欠かせないキッチンカー(移動販売車)選び

おしゃれなキッチンカー

キッチンカーの製作を専門にしている業者に依頼して制作してもらう方法です。扱う商材や売り方、コンセプトなど具体的なイメージを固めてから相談するとスムーズに進められます。製作会社によっては、価格やデザイン、アフターフォローなど、得意分野や強みが違うので、自分のイメージに合う製作会社を見つけましょう。

ベース車両の種類と選び方

キッチンカーのベースとなる車両は、主に3種類あります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、メニューや出店規模に合わせて選びましょう。

  • 軽トラックメリット:車両価格や維持費が安く、初期投資を抑えられます。小回りが利くため、狭いスペースにも出店可能です。 デメリット:作業スペースが狭く、積載できる機材や水の量に制限があります。 ポイント:おにぎりのように、省スペースで提供できるメニューとの相性が抜群です。
  • 普通車バン(タウンエースなど)メリット:軽トラックより広く、車内で立って作業ができるため調理効率が上がります。積載量と機動力のバランスが良いのが特徴です。 デメリット:軽トラックに比べて車両価格や維持費が高くなります。 ポイント:おにぎりに加えて、豚汁などのサイドメニューも提供したい場合に適しています。
  • 1.5tトラックメリット:厨房スペースが広く、大型の調理器具も設置可能です。複数人での効率的なオペレーションが実現できます。 デメリット:価格や維持費が高額になり、運転にも慣れが必要です。 ポイント:かなり多くのメニューを提供したり、大規模イベントに頻繁に出店したりする場合の選択肢となります。

おにぎりキッチンカーの場合、初期費用や機動力を考えると軽トラックか普通車バンが現実的な選択肢となるでしょう。

営業許可取得に必要な設備と費用目安

キッチンカーで営業するには、保健所の営業許可を取得するための設備が不可欠です。特におにぎりキッチンカーで必要となる主な設備と、その費用目安は以下の通りです。

設備名
概要
費用目安(新品)
シンク
保健所の規定を満たす2槽以上のシンクが必要です。
5万円~10万円
給排水タンク
自治体ごとに規定容量(例:40L~200L)が異なるため、事前に確認が必須です。
2万円~5万円
業務用炊飯器
一度に大量のご飯を安定して炊くための必須アイテムです。
5万円~10万円
コールドテーブル
具材や飲み物を安全に低温管理するための業務用冷蔵庫です。
10万円~30万円
換気扇
車内の熱気や蒸気を逃がし、衛生的な環境を保ちます。
3万円~8万円
その他
作業台、収納棚、発電機、POSレジなど。
10万円~

これらの設備費用は、新品か中古かによって大きく変動します。また、製作を依頼する業者によっても工賃が変わるため、複数の業者から相見積もりを取り、サービス内容と費用を比較検討することが重要です。

中古キッチンカーを購入する

レンタルの一番のメリットは、飲食店営業許可証を取得している車をレンタルできるので、面倒な手続きが必要ありません。ただし実際に営業するには、出店する地域の保健所の許可が必要なため、どこの保健所から許可を得ているのか確認しましょう。また、レンタルは高額になるため注意が必要です。

自分で車を改造する

新たに購入したバンや軽トラックなどの車を、改造してキッチンカーにする方法です。営業許可が取れるようシンクの大きさや数、給・排水タンクなど必要な設備を保健所に確認しておきましょう。また、掃除のしやすさや動きやすさなど、実際の使い勝手を考慮するのを忘れずに。ただ、リスク・難易度ともに高いのでやはりプロに頼むのがおすすめです。

キッチンカーをリースする

キッチンカー専門業者が製作したキッチンカーをリースする方法です。リースとは単純なレンタルとは違い、一定年数が経過したあとお金を払えば車を買い上げることが可能です。

営業許可の取れる設備

キッチンカーを開業するためには、管轄の保健所から営業許可をとらなければなりません。各保健所によってチェック項目は異なりますが、以下のように最低限クリアしなければならない設備があります。・運転席と調理場が仕切られている・シンクの数と大きさ・給水タンクと排水タンクの設置と容量・換気扇の設置・手洗い場所・石鹸・消毒の設置など…

キッチンカーでおにぎりを売るうえでの注意点

おにぎりをキッチンカーで売るうえでの注意点として衛生管理と営業許可の取得があります。営業許可の基準には地域差があるため、その地域ではどのような点を重視するのかリサーチしておく必要があります。

おにぎりは作り置きが可能な分、大量生産も可能になります。一方で事故が起きた時のリスクも大きくなり、しっかりとした衛生管理、衛生設備、製造・販売オペーションが必要になります。

また、営業許可を出す保健所として慎重になるケースが多々見受けられます。製造場所の衛生設備に厳しい地域もあれば、保管場所の有無や配置に特にこだわりが強い地域もあるからです。キッチンカーでの営業形態の説明や抑えるべき衛生管理など基本的に揃えなければならない設備はもちろん実行可能な管理体制なども説明できるようにしておくことも重要です。米飯類は特に黄色ブドウ球菌による食中毒が懸念されます。人が直接食材にふれることにより発生するケースが多いです。おにぎりは炊飯米を握る行為の連続だからです。おにぎりに限らず様々なメニューのキッチンカー事業者さんと接する機会の多いキッチンカープロに開業前に情報収集と知見を広げることは重要です。

当メディアを運営しているMellowでは、キッチンカーを開業する方向けに、キッチンカーの基本知識から詳細な数字までお話しているセミナーを無料で行っています。

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おにぎりのキッチンカーおすすめまとめ

鷹栖のおにぎり そら

北海道上川郡にある人口約6000人の町、鷹栖町。ここでお米農家平林さん御一家が有機栽培で作るゆめぴりかを100%使用します。お米は当日朝に精米。精米歩合は旨味と栄養がしっかり残る七分づき、微かに黄色いお米です。炊飯はお米にしっかりと熱が入るガス釜。オーダーを頂いてから、熱々のお米で当店開発の具材を包みます。 包装紙に包んで、熱々のまま、極上おにぎりを味わってください。

愛米家本舗

目黒区学芸大学のお米屋さんが玄米おにぎり専門キッチンカーを始めました。子どもから大人まで身体が喜ぶものを選んでいこう!をコンセプトに気軽に食生活を支える優しいお店にしていきます!よろしくお願いします!

四代目お結び屋

名古屋を拠点に活動している、毎月全国各地の米農家さんからお米を仕入れているおにぎりキッチンカーです。毎月様々な産地のお米を楽しめます。

まんまる

福岡エリアを拠点に活動するおにぎりキッチンカー。バラエティ豊かなおにぎりを楽しむことができます。

旨めた屋

「旨めた屋」は東京都、埼玉県、神奈川県の大学のキャンパスや市役所、公園、週末のイベントで出店しています。おにぎりだけでなく、お好きなおにぎりとおかず、おばんざい、甘味を組み合わせたお弁当BOXや、抹茶やさつまいものパフェも取り扱っています。

Lucky Chubby

「Lucky Chubby」は兵庫県と大阪府の大学キャンパスや商業施設、週末のイベントで出店しています。このキッチンカーでは、沖縄で人気のポーク玉子おにぎりを主力商品として提供しています。メニューには定番のツナマヨや油みそのほか、淡路島産の玉ねぎステーキ、かぼちゃサラダ、菜の花のからし和えといった期間限定メニューも取り揃えています。

47市 -ヨンナナイチ-

「47市 -ヨンナナイチ-」は、全国のご当地グルメをおにぎりを通じて楽しめるキッチンカーです。愛知県の商業施設や週末のイベントに出店しています。「和歌山のくじらの佃煮」や「富山のとろろ昆布」、「鹿児島の枕崎産鰹節のおかか」など、全国の特産品を使用したおにぎりを提供しています。また、付け合わせには「山形の玉こん」や「徳島のフィッシュカツ」なども取り扱っています。

eve

「eve」は、北海道苫小牧市を拠点に周辺地域でおにぎりを専門に提供する牽引型のキッチンカーです。主に公園や商業施設、週末のイベントで出店しています。毎日10種類以上のおにぎりに加え、味噌汁やスープといった汁物、きんぴらやサラダなどの小鉢も販売しています。おにぎりの具材は、定番の紅しゃけやゴマ昆布に加え、チーズスパムや枝豆ゆかりたくあんなど、バリエーション豊かに揃っています。

お米物語

「お米物語」は、東京都内の駅前広場やホテル、マンション街、週末のイベントで出店しているおにぎり専門のキッチンカーです。管理栄養士が監修した体に優しいおにぎりを提供しており、使用するコシヒカリは信州松本産で、ネオニコチノイド系農薬を使用していないものです。また、旨味を追求した特別な玄米(きらほ)を使った玄米おにぎりも販売しています。

キッチンカーの開業に迷ったらプロに相談を

はじめてキッチンカーを開業する場合、何を考えたら良いのか、どうしたら良いのか分からない。という人も多いのではないでしょうか。そんな時はプロに相談するのもおすすめです。

当メディアを運営しているMellowでは、キッチンカーを開業する方向けに、キッチンカーの基本知識から詳細な数字までお話しているセミナーを無料で行っています。キッチンカー事業者さんのネットワークから積み上げた情報や知見を元に様々なコツを提供できると思います。「開業してみたいけど、どうしていいかよくわからない…」というキッチンカーの開業でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

日本が生み出したお弁当形態「おにぎり」。具材の豊富さや提供方法の工夫などメニュー開発から提供販売方法まで、各自のアイディアと創意工夫で勝負できる商材です。キッチンカーでのおにぎり専門店で新たなジャンルをリードしてみてください。

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執筆者:Mellow編集部

キッチンカーマガジンは、キッチンカー(フードトラック)に特化した情報を発信する専門メディアです。導入事例や経営ノウハウ、営業に関する手続きまで幅広く網羅しており、これから始める方や運営中の方に役立つ実践的な情報が満載です。また、数々のスポーツから国際イベントまで豊富なサポート実績から、イベントの企画/キッチンカーの誘致に関する情報もお届けします。

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監修者

石澤 正芳

石澤 正芳

株式会社Mellow 代表取締役社長兼CEO

2000年代初頭、キッチンカー事業者の「個の強さ」に感銘を受け、自身でキッチンカーを開業。

その後、空きスペースとキッチンカーのマッチング事業を立ち上げ、当時都内最大規模まで成長させる。その経験から移動販売ビジネスのDXに着目し、2016年株式会社Mellowを共同創業。

2018年より代表取締役。社会にとってより良い持続可能な賑わい創出、ローカルコミュニティの再構築など、様々なステークホルダー視点を取り入れながらキッチンカーのプラットフォームを創造している。

向 剛志

向 剛志

株式会社Mellow 執行役員

大手グルメ情報サイト「ぐるなび」で、営業や投資チームに所属。東名阪 1,000店舗以上の飲食店販促や経営支援に従事したのち、 モビリティプラットフォーム「SHOP STOP」を運営する株式会社Mellowへ入社。キッチンカー開業支援事業を立ち上げ。これまで300店舗以上のキッチンカー開業相談を請け負っている。

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