客足の減少や売上の低迷により、経営的に苦境に立たされる飲食店は少なくありません。そうした飲食店を支えるために、企業や団体からさまざまな支援サービスが提供されています。
今回は飲食店の営業を立て直す3つの方法と、これからの選択肢としてのキッチンカー営業について解説していきます。
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売上が低迷した飲食店を救済・支援する方法とは
客足が落ち込むと飲食店の経営はたちまち厳しくなります。飲食店の経営難を救済するべく、さまざまな支援策やサービスが提供されています。
席数や客足の変化で厳しくなる飲食店の経営
飲食店の売上は、席数と回転数によって上限が決まります。衛生面への配慮や客席の間隔確保などで席数を減らして営業するともなると、飲食店の収入減は明確。日々営業を続けていても資金繰りに悩み、経営を存続させることが困難と感じる経営者も多いです。
飲食店救済の支援策が打ち出されている
飲食店への客足が遠のき、外食産業が苦境に立たされる中、企業や団体からさまざまな支援策が打ち出されています。例えば、クラウドファンディングや、テイクアウトやデリバリーをサポートするサービスが挙げられるでしょう。
飲食店の営業を救済する3つの支援方法
売上が低迷する飲食店を救済するには、クラウドファンディングでの資金調達、ネット通販での販路拡大、テイクアウト・デリバリーアプリの活用といった方法が有効です。これらを実践し、難局を乗り切りましょう。
1.クラウドファンディング
飲食業界で開業資金を調達する際に活用されているのが、クラウドファンディング。インターネットを通じて、不特定多数の人から資金を集めるという仕組みです。売上の減少に直面した際の資金調達手段として、クラウドファンディングで出資者を募る飲食店が増えています。なかには数百万円の支援を受けた事例もあるので、活用しない手はありません。有名なクラウドファンディングサービスには、READYFOR(レディーフォー)やCAMPFIRE(キャンプファイヤー)、Makuake(マクアケ)などがあります。
2.ネット通販
固定店舗の営業の他、新たな販路として挙げられるのが食品のネット通販。店で調理した料理を、自社サイトやAmazon、楽天市場などのモール型ECサイトなどで販売する飲食店も増えています。ネット通販では食品に応じた営業許可の他、冷凍して販売するなら食品の冷凍業の許可も必要です。
また食品パッケージには、賞味期限やアレルゲンも表示しなければなりません。ネット通販を始める飲食店向けの助成金制度を設けている自治体もあるので確認してみましょう。ネット通販をすることで新たな顧客を獲得し、店の売上に貢献するでしょう。
3.デリバリー・テイクアウト対応のアプリ
自宅で食事をする機会の広まりを背景に、テイクアウトやデリバリーサービスの需要が増えています。デリバリー・テイクアウト対応のアプリサービスを活用し、売上を作るのも一つ。店舗でテイクアウト事前注文管理を行うのが難しい場合は、menuやO:derなどのテイクアウトアプリを活用すると良いでしょう。
テイクアウトアプリの多くは事前決済制のため、注文のやり取りやレジ対応などのオペレーションを削減できます。デリバリーアプリについては、デリバリー代行サービスを提供するUberEatsや出前館などが有名です。
飲食店の救済にキッチンカー(移動販売)という選択肢
これからの経営形態として、キッチンカーでの営業を検討し始める飲食店が増えています。
これからの飲食店の在り方、キッチンカー(移動販売)営業
キッチンカーは営業場所を移せるのが強み。
ニーズのある場所で販売できるキッチンカー営業は、客足が減った飲食店を救済できるかもしれません。人ではなく店が移動するので、お客様に足を運んでもらう負担を減らすことも可能でしょう。同時に、キッチンカーは地域おこしの役目や、郊外の不便を解決する可能性を秘めています。人口減少や高齢化が進む地域では、飲食店や小売店が撤退し、店舗が何もないのが実状。近くに飲食店が必要と感じている人も実際多いです。
これからの飲食店経営は、消費者が求めていることを汲み取り、それに応じることが不可欠です。
飲食店への救済・支援を活用して厳しい状況を乗り切ろう
売上が低迷した飲食店の現状を打破するためには、企業・団体などのさまざまな救済・支援サービスを活用し、厳しい状況を乗り切ると良いでしょう。
また、リモートワークが定着した影響などから、オフィス街を中心に飲食店への客足の戻りは限定的とも言われています。社会ニーズの変化に順応した飲食店経営が不可欠です。新しい営業方法として、飲食店に加えてキッチンカーの開業を視野に入れてはいかがでしょうか。
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執筆者:Mellow編集部
キッチンカーマガジンは、キッチンカー(フードトラック)に特化した情報を発信する専門メディアです。導入事例や経営ノウハウ、営業に関する手続きまで幅広く網羅しており、これから始める方や運営中の方に役立つ実践的な情報が満載です。また、数々のスポーツから国際イベントまで豊富なサポート実績から、イベントの企画/キッチンカーの誘致に関する情報もお届けします。
監修者
石澤 正芳
株式会社Mellow 代表取締役社長兼CEO
2000年代初頭、キッチンカー事業者の「個の強さ」に感銘を受け、自身でキッチンカーを開業。
その後、空きスペースとキッチンカーのマッチング事業を立ち上げ、当時都内最大規模まで成長させる。その経験から移動販売ビジネスのDXに着目し、2016年株式会社Mellowを共同創業。
2018年より代表取締役。社会にとってより良い持続可能な賑わい創出、ローカルコミュニティの再構築など、様々なステークホルダー視点を取り入れながらキッチンカーのプラットフォームを創造している。
向 剛志
株式会社Mellow 執行役員
大手グルメ情報サイト「ぐるなび」で、営業や投資チームに所属。東名阪 1,000店舗以上の飲食店販促や経営支援に従事したのち、 モビリティプラットフォーム「SHOP STOP」を運営する株式会社Mellowへ入社。キッチンカー開業支援事業を立ち上げ。これまで300店舗以上のキッチンカー開業相談を請け負っている。