オフィス街や大学のランチタイム、各種イベント会場で今や欠かせない存在のキッチンカー。新型コロナウィルスの影響で、3密を避けた新しい飲食店の形へと世の中が変わりつつあるなか、3密を避けて営業でき、初期投資も抑えられるキッチンカーに注目が集まっています。
この記事ではキッチンカーをリースするメリット&デメリットと、キッチンカーリースサイト「フードトラックONE」を参考にした具体的なコストやサポート体制について紹介します。
目次
- 開業実績多数!無料キッチンカーセミナー開催中
- キッチンカー(移動販売車)レンタルとリースの違い
- 保守修繕費の負担
- 中途解約
- 契約終了時のキッチンカーの取り扱い
- キッチンカー(移動販売車)のリース代には何が含まれる?
- キッチンカー(移動販売車)のリース価格の相場
- キッチンカー(移動販売車)リースのメリットとデメリット
- キッチンカーをリースするメリット7つ
- キッチンカーをリースするデメリット3つ
- キッチンカー(移動販売車)のリースができない場合もある
- 失敗せずにキッチンカー(移動販売)を始めたい人のための「フードトラックONE」
- 1. 初期費用
- 2. 月々のリース費用
- 3. キッチンカー営業に必要な保険
- 4. サポート体制について
- まとめ:初期費用を抑えたい人は特にリースキッチンカー(移動販売車)がおすすめ
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- キッチンカーの出店場所をお探しの方
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キッチンカー(移動販売車)レンタルとリースの違い
まずはキッチンカーの「レンタルとリースの違い」について解説していきます。レンタルとリースは、「借りて使用する」という意味では同じですが、この2つには契約の特徴に違いがあります。キッチンカーの調達方法として「借りる」ことをお考えなら、まずはこの2つの言葉の違いを理解しておきましょう。
- ≪リース≫
- 希望するキッチンカーをリース会社が購入し、そのキッチンカーを継続して長期的に借りる契約。
- 契約期間:中長期(半年から10年程度) 契約対象:希望する車をリース会社が購入し契約者に貸し出す
- 所有権:リース会社
- 保守修繕:ユーザー
- 中途解約:原則不可
- 料金:車の価格✕リース料率
- 契約終了時 :リース会社に返却残金を支払い購入/再リース契約
- ≪レンタル≫
- レンタル会社の所有するキッチンカーを一時的に利用するために短期間借りる契約。
- 契約期間:一時的(時間、日単位が主)
- 契約対象:レンタル会社の持つ車から選ぶ
- 所有権: レンタル会社
- 保守修繕:レンタル会社
- 中途解約:可料金:一定の金額
- 契約終了時:返却キッチンカーを取り扱うサイトに「レンタル・リース」と記載されていても、実際の取り扱い内容は「レンタルのみ」の場合があるので内容をよく確認する必要があります。ここからは、特に重要な3点について詳しく解説していきます。
保守修繕費の負担
保守修繕費とは、故障やメンテナンスの際にかかる費用のことを指します。リースの場合、この費用は自身で負担しなくてはいけません。一方、レンタルの場合はレンタル会社が負担してくれるため、この費用はリースのデメリットとも言えるでしょう。
中途解約
リースは中途解約ができません。ただし、リースは契約期間が長いことで、初期費用を抑えられるというメリットがあります。一方でレンタルは中途解約が可能ですが、短期間の契約となるため、初期費用がリースより高くなるのです。リースをしてどうしても中途解約をしたくなった場合は、残りのリース料金を一括で支払うなどの方法もありますが、なるべく避けたいものです。
契約終了時のキッチンカーの取り扱い
契約満了時の選択肢はリースの方が多い点は、リースのメリットでしょう。レンタルの場合は返却一択になりますが、リースの場合は、「再リース契約」「残金を支払い購入」「返却する」の3つの選択肢があります。レンタルだと、使い勝手が慣れた頃に返却しなくてはならないと考えると、少し寂しい気もしますよね。このように、それぞれメリットもあればデメリットもあります。自身にとってどの方法が合うのかを、しっかりと考えながら選択していきましょう。
キッチンカー(移動販売車)のリース代には何が含まれる?
基本のリース代に含まれる項目には、以下のようなものがあります。
- 車両購入費・キッチンカー製作費用(デザイン費・外装、内装製作費)
- 電気配線や調理器具の設備費および設置費
- 車検・各種メンテナンス費・保険費・各種申請代行費
特に注意するべき点は以下の3点です。
- 車検・各種メンテナンス費
- 保険費
上記の費用がリース料に含まれるかどうかは、各社の契約内容次第です。開業後の経費に大きく影響するため、しっかりチェックしましょう。
- 各種申請代行費用
開業にあたり必要な申請書類には、営業許可申請書、営業設備の大要・配置図などがあります。(必要書類は自治体による)それらの書類の作成や申請作業を任せるかどうかによって、開業準備のスケジュールや費用に大きく関わってくるため、細かな確認が必要です。もう1点、リース料以外ですが「途中解約が可能かどうか、可能な場合は解約に必要な費用」は確認しておくべき重要な項目です。不測の事態に備えて必ず確認しておきましょう。
キッチンカー(移動販売車)のリース価格の相場
相場はおおむね以下の通りです。
■ キッチンカーのベースとなる車が国産車新車1トントラックの場合
- 初期費用:0円〜200万円程度(各社ばらつきあり)
- リース料:7万5千円/月〜(5年リース)
※自動車保険や諸経費含まずまた、リース相場は以下の点によっても大きく変わります。
- どのような車種を選ぶか
- デザインを依頼するかどうか
- 外装や内装の製作工程に関するオーダー内容
- 調理設備の内容主にキッチンカーの製作費用
により、リース料ばらつきが出ます。実際に契約する前に必ず、キッチンカー製作会社やリース会社に細かく確認して、理想のキッチンカーの場合の金額を把握しましょう。
キッチンカー(移動販売車)リースのメリットとデメリット
キッチンカーのリースにはメリットとデメリットがあります。リースを考えている方も、そうで無い方も、キッチンカーの入手方法を決める参考にしてみてください。
キッチンカーをリースするメリット7つ
キッチンカーの入手方法には、リースだけでなくレンタルや購入など様々な方法がありますが、リースのメリットは比較的多いと言えるでしょう。
■ メリット
- 開業の初期費用を抑えられる
- キッチンカーを思い通りのデザインで製作できる
- リース代は経費にでき節税対策となる
- 保険料を抑えられる(リース会社が大口顧客として契約している場合)
- キッチンカーの維持費用がほぼ固定されるので事業計画が立てやすい
- 将来キッチンカーを買い取ることができる(リースの契約内容による)
- 営業時以外でもキッチンカーを自由に使える
やはり、リースをする最大のメリットは初期費用を抑えられることではないでしょうか。同じく初期費用を抑える方法の一つとして、中古のキッチンカーを購入する方法もあります。ただし中古車の場合は、突然故障してしまったり、メンテナンス費などに思ったよりも金額がかかってしまうことも。そのようなリスクを考えると、リースは初期費用を抑えられるだけでなく、故障時の保証などもセットで含まれていることが多いため、やはりリースはかなりおすすめです。
※リースのメリットは契約内容によるところが大きいので、契約前の確認が大切です。
キッチンカーをリースするデメリット3つ
メリットが多いリースですが、デメリットもあるのでしっかり確認しておきましょう。
■ デメリット
- 途中解約できない(契約による)
- 購入に比べ支払総額が割高になる
- 保守修繕費用が掛かる(契約による)
メリット同様、契約時にその内容をしっかりチェックすることが重要です。また、リース契約終了時点でのキッチンカーの状態次第でデメリットとなり得る要素もあります。それは「残存価格の精算」です。残存価格とは「契約時に設定されるリース期間満了時のキッチンカー売却見込み額」のことです。
【残存価格】-【リース期間満了時のキッチンカー査定額】
この差分がマイナスならば、その差分を支払う必要があります。キッチンカーの状態次第では、リース契約満了時に思いがけない出費となる恐れがあるため、ご注意ください。
キッチンカー(移動販売車)のリースができない場合もある
リースを受けるには、一般のローンと同様にリース会社の審査があります。審査に通過できない場合は、リースをするのは難しいでしょう。主な査項目は以下の通りです。
- 年齢
- 年収
- 信用情報を利用した債務履歴
- 職業と勤続年収
- その他(持ち家かどうかなど)
場合によっては、連帯保証人が必要になることがあります。また、審査通過が難しい場合でも、頭金を支払い審査対象の金額を下げることで審査が通りやすくなる可能性もあります。(リース会社に頭金支払い制度がある場合に限る)事前に自身の経済状況を考えてから、リースを利用するか検討しましょう。
失敗せずにキッチンカー(移動販売)を始めたい人のための「フードトラックONE」
ここでは「フードトラックONE」の具体的なリースプランを紹介していきます。「フードトラックONE」は、キッチンカー開業に関するアドバイスなどを行う株式会社Mellowが提供している、キッチンカーリースパッケージです。初期費用が相場からどのくらい抑えられるのか?なども細かく紹介しているので、是非ご検討してみてください。
1. 初期費用
「フードトラックONE」は、新車の車両リースの頭金が96万円(税込)からとリーズナブルな点が人気を集めている理由の1つ。新車で設備が整ったフードトラック(1トン車~1.5トン車)を購入すると、400万円〜600万円ほどかかります。このリースプランであれば、車両初期費用を4分の1程度に抑えることが可能です。その分抑えられた費用は、設備投資などに資金を回すことができるでしょう。
2. 月々のリース費用
フードトラックONEは車両費用だけでなく、車検・自動車税・車両保険・賠償責任保険など諸々の費用込みで月々85,000円(税込)の定額プランです。月々の支払いが安定するので急な出費に慌てることもありません。中古キッチンカーの買取と比較すると決して安いプランではありませんが、安全性や耐久性が確保されており、出店場所の優先確保などサポート体制も充実しているというメリットがあります。
3. キッチンカー営業に必要な保険
どんな保険があるのか、どんな保険に入るべきなのか、色々ありすぎて迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。「フードトラックONE」では、車両保険以外にも施設賠償責任保険や生産物賠償責任保険といった、キッチンカー(移動販売車)開業において必要な保険をカバーしています。保険の詳細についても、詳しく担当者に質問できるので安心です。
4. サポート体制について
開業前だけでなく、開業後のサポート体制も充実している点はフードトラックONEの強みの一つです。開業前には事業計画やお店のコンセプト作成、準備物など、幅広い相談を受けつけています。また、開業後も出店場所の確保や営業に関する不安・悩みをサポートしてくれるので、メニュー開発など本当に力を入れたい部分に集中できます。また「万が一事業の継続が困難」になった場合に、フードトラックを最大200万円で買い取ってくれるオプションもあります。初めてキッチンカー経営をする人にとっては、かなり心強いですよね。
まとめ:初期費用を抑えたい人は特にリースキッチンカー(移動販売車)がおすすめ
ここまでリースについて色々と解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?最後に、今一度リースのメリットをざっくりと再確認しておきましょう。
■ リースのメリットまとめ
- 思い通りのキッチンカーが製作できる
- 毎月の車関係費の計画が立てやすい
- リース代を経費にできる
リースは、初期費用を抑えて開業したい人には特におすすめです!また、まずはリースでキッチンカーを手に入れて経営を軌道に乗せ、改めてキッチンカーを購入するのも堅実な方法の1つ。車両の入手方法には色々ありますが、メリットやデメリットなどを理解して、ご自身に合った方法を選択していきましょう!
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